7月18日 P-hour02 @京大西部講堂

あいにく、時々雷雨の空模様でしたが行って参りました。いやあ、とにかく暑かった。息苦しさも加味されて、なんか酸素が全体的に不足してる感じです。数年前にナンバガくるりの対バンを磔磔で見たときも相当蒸し暑かったのを記憶してますけど、それに匹敵しますね。
たどり着いた時にちょうど森本アリが開始。規則的な音と不規則的なピコピコ音が混じり合った音が展開され、次第に眠くなってきました。笑。そのまま続けてBuffalo Daughter登場。見てる側でこれだけ暑いんだから、ステージ上は凄いことになってそうなんだけど、女性二人とドラムスさんは口周りにハンカチのようなものを巻いて登場。なんか、過激派の方で見かけることが多いような格好のやつです。見てるだけで、こっちが倒れそうです。途中、カヒミさんが出て参りましたが、この人はなんか汗かかなさそう。演奏曲はインストが多かったように思います。この後のROVOを考えなければ、ここで踊り倒してもよかったのですが、ここは自制して少々控えめに見てました。しかし、やっぱりとにもかくにも暑いので、集中力が途切れがち。相方さんはかなりご機嫌のようでした。なにより。
牛娘終了とともに、ひとまず外へ脱出。会場から出た瞬間、ものすごい開放感が。なんて過ごしやすいんだろうとちょっと感激。マクドで腹ごしらえした後、再び酷暑の西部講堂へ乗り込み、Nutronをほんのちょっとだけ。ベースが腹に響いたことくらいしか記憶ありません。すでに意識が朦朧です。そこへ、ROVOへのセットチェンジ中に大音量ノイズですよ。これは辛かった。いや、あのノイズは轟音だからこそ良いんだろうけど、昨日の状態だと拷問に近いです。ああー、これ30分ほど聴かされるのか、辛いなあとしょんぼりしていたら、予定通りなのか、こちらを気遣ってなのか、15分くらいで止みました。ありがとうございました。
で、いよいよROVO登場。おそらく新曲を4曲続けたはず。2曲目は即効性があって、始めのうちから一気に持って行かれました。CANVASやSUKHANA等のような曲展開とはまた違ったヤバさがあります。この曲だったか、山本さんがノイズギター全開ってところがあって、40過ぎたおっさんがノイズってとこがまた素晴らしいと思った次第。3曲目の辺りから、ゆらゆらとしながらも、暑いのでハンドタオルを団扇のように扇いでいたら、なんとなくその昔扇子を持ってお立ち台に上がっていたお姉様達も、きっと暑いから扇子を持っていたのに違いないと、よく判らないことを考え始めて、それはそれでまたありだろうとか、とりとめもないことを考えながら揺れるのも又気持ちの良いものだなあと、さらにぐるぐると思考がゆがんでふらふらとしてました。つまりは暑さにやられていたのかもしれません。
新曲が続いた後は、SUKHANA〜HORSESとおなじみの曲が展開。最近のライブのハイライトはSUKHANAかもしれませんね。溜に溜めて一気に放出ってところでのみんなの雄叫びというか、発狂は凄いものがあります。もちろん僕も発狂しましたが。で、アンコールではお約束のKMN!を。ベースラインが聞こえた途端に、もう鳥肌が出てきます。一般には恐ろしさや不快感などで生じるといいますが、ある意味、この曲の最後で待ち受けている阿鼻叫喚の図を想起して恐ろしさを感じているのかもしれません。でも、それはたまらなく気持ちいいものでもあるのですが。
そんなこんなで最後の最後で踊り倒しました。汗びっしょりの勝井さんが最後に「どうも有り難う」的な言葉を発しライブ終了。山本さんは帽子を被っていたけど蒸れないのだろうかと、ふと疑問に思いながら家路につきました。疲れた。